Product story
マルチプロテイン開発秘話
商品開発への想い
マルチプロテインは試行錯誤を重ねに重ねた中で生まれたプロテインです。
どのような想いで、何を大切にして、どう試行錯誤してきたかをご紹介します。
マルチプロテインの飲みやすさの秘密
マルチプロテインは「健康に必要な栄養素をおいしく食べていただきたい」という思いから、
“おいしさ”も大事な要素として配合を調整しました。
ホエイとソイのWプロテイン配合により、それぞれの良さを商品に加えつつ、
おいしい!と思っていただけるように、味の設計にこだわっています。
例えば、ソイプロテイン特有のえぐみや酸味等、おいしく感じられない部分については、
甘味とコク、ミルク感を調整する事によってカバーしました。
甘さはえぐみを隠す性質がありますが、
えぐみを感じるタイミングに甘さを感じるタイミングをぴったり重ねないと効果がありません。
そこで、まず、えぐみを感じるタイミングをピックアップしたところ、
1種類の甘味ではマスキングが難しいと判断しました。
そこで、数種類の甘味を組み合わせることとし、甘味の調節を行いました。
また、ミルク感を出すためには味だけでなくのどごしも重要なポイントになってきます。
飲みやすく、かつミルクのこってり感を感じられるのどごしに調整するため、
賦形剤(溶けやすい形状にするための成分)の種類や配合割合を調節しました。
製品化に至るまで合計10回以上試行錯誤し、
お客様にご納得いただける味付けにたどり着けたのではないかと感じております。
塩抹茶のおいしさの秘密
塩抹茶については、まず、独特のえぐみが甘味だけではカバーできず、
ほかの観点からマスキングを検討する必要がありました。
そこで、甘味と同様にえぐみをカバーする性質を持つ塩を入れることにしました。
通常では、マスキングに必要な最低量のみ入れるのですが、
抹茶味がもっとおいしくならないかと考えていた際、
“塩キャラメル”のように、適度な塩味がおいしさをより引き出すことができるのではないかと思いつきました。
そこで試しに塩を適量配合して試作をしてみると、
ぼやっとした甘みだった抹茶味を、キレがあり、飲みやすい味付けに変化させることができました。
えぐみの克服により、結果、抹茶の美味しさを際立てることになり、
更においしい商品になっております。
また、普段使いをするにあたって“溶けやすさ”はとても大切だと考え、
溶解性が向上する原料を選定して使用しております。
スプーンやマドラーでも溶かせるくらい、
まるで紅茶に入れる砂糖のような溶けやすさを目指しています。
このように、苦労も多かったのですが、
プロジェクトメンバーも、モニター様もおいしいと思っていただける製品を作ることができ、
大変嬉しく思います。
度重なる試行錯誤や工場の熟練の技によって、出来上がったプロテインです。
ぜひご賞味ください。